CPDS協議会の法人化1周年を記念して、「AIとIoT、官民連携が変える建設プロジェクトの未来」と題したシンポジウムを、5月15日(火)に日経ホールで開催しました。
内閣総理大臣補佐官和泉洋人様、国土交通省技監森昌文様のお二方にご来賓として参席頂き祝辞を頂戴しました。また、会場には満員に近い600名近くの方々にご参加頂きました。ご参加頂いた皆様、お声掛けにご協力頂いた皆様には、あらためて御礼申し上げます。一時、立ち見のお客様が出てしまいましたことに対してお詫び申し上げます。
基調講演は東京大学大学院特任准教授の松尾豊氏に「人工知能がもたらす未来」、内閣府大臣補佐官の福田隆之氏に「官民連携がプロジェクトを動かす」と題してお話を頂きました。松尾先生からはディープラーニングの重要性と建設プロジェクトにおけるAIの活用についてお話がありました。福田補佐官からは日本におけるコンセッション制度の整備状況と制度の特徴、具体的なプロジェクトの紹介がありました。
どちらの講演も内容が濃く、参加された方々から大変わかりやすく有意義な話だったと好評をいただきました。質疑応答の時間も多くの方にご質問いただき、充実したシンポジウムとなりました。
今後はこれまでの研究の成果や今回の基調講演を基に、多様な建設発注方式の普及に活かしていくことと、PPP・PFIといった官民連携事業における公共と民間のWIN-WINの関係を築けるよう、さらに活発に活動を進めていきます。
シンポジウムの後には総会・理事会に続いて懇親会を開催しました。こちらにも70名近い方々にご参加頂き、ご歓談を楽しんで頂きました。 今後も一般社団法人CPDS協議会の活動にぜひご注目下さい。