MPMとはWha is MPM
マスターオブPM(=MPM)とは、建設部門及び社会インフラ部門において
高度なマネジメントスキルとノウハウを有する人材をCPDSが認証する資格です。
MPMはプロジェクトの発注者サイドに立ち、受注者と調整を図りながら、
企画から設計、施工、運営管理までのプロセスを円滑に推進する役割を担います。
MPMの役割についてRole of MPM
従来の建設プロジェクトでは、注者側の建設会社や設計者が技術的優位性に基づいてプロジェクトを主導するケースが多く見受けられました。
一方、CPDSが提唱するMPMが参画するプロジェクトでは、発注者が主体的にプロジェクトに関わり、自らの判断で最適なプロジェクトを実現することをめざします。MPMは、そのための発注者の指南役を担います。
MPMに求められる人物像Personality required for MPM
MPMの果たすべき役割は、多くのステークホルダーが代わり、複雑で難易度の高いプロジェクトを着実に成功に導くことです。
その為、MPMにはプロジェクトを推進する人間力、受注者のプロと互角に渡り合える技術力、プロジェクトをしっかりとデザインする構想力を備えていることが求められます。
CPDSが定義する「プロジェクト・マネジメント力」の3要素
MPMの承認方法についてHow to approve MPM
CPDSのMPMは、一般的な資格とは異なり、試験で何点以上取れれば合格といったものではありません。候補者のプロジェクトの経験・実績をベースに、人物を重視して公正な委員会で認定を行います。
1.応募方法
応募者は、CPDSの定めるところにより、建設プロジェクトまたは社会インフラプロジェクトにおいて、発注者サイドで難易度の高いプロジェクトを運営し、成功に導いた経験と実績を有する者に該当することを証する書面、資格証明書等を提出してください。
2.承認方法
MPMの認証は、応募者の提出する経歴書その他の書類で審査を行い認証します。また、必要に応じ応募者の経験または実績についての問い合わせ、面談を応募者に求めることがあります。
MPMの認証基準についてAbout Certification Criteria
MPMには、高度なプロジェクトを着実に成功に導く事が求められます。したがって過去に経験したプロジェクトの実績に関して、下に列挙する認証基準を定めています。
実績評価
過去において携わった建設プロジェクト又は社会インフラプロジェクトにおいて、発注者側のリーダーとして難易度の高いプロジェクトを成功に導いた十分な実績を有すること。
例示
- 前例の少ない発注契約方式を導入した建設プロジェクトの責任者
- 国内外で前例のない社会インフラプロジェクトの推進責任者
- 未曽有の自然災害からの復興まちづくりプロジェクトの責任者
- 海外の発展途上国におけるプラント整備プロジェクトの責任者 等
MPM登録者一覧MPM Registrant list
MPM登録者一覧ページは以下よりご確認いただくことが出来ます。